幸いにも対面でなくとも販売できるデジタルチャネルはここ数年で大きく普及しました 。北米や日本ではUber、東南アジアではGrabのようなサービスが日常に定着しています。 アメリカの主要都市では小規模な飲食店のUber eatsへの加盟が急増しており、日本では続 々と対象エリアが地方都市にまで広がりました。この傾向はコロナ禍の一時的なものでは 無さそうです。アフターコロナの世界では、対人の商取引からデジタルチャネルを用いた 商取引へと大幅に転換すると思われます。そこで生き残っている可能性が高い飲食店は、 早々にプラットフォームを介したビジネスの有用性に注目していたお店でしょう。外食産 業は以前と同規模で存在しているかもしれませんが、外食の位置付けも外(で)食(べる)から 、外(で作られたものを)食(べる)に変化するのかもしれません。
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