オンラインインターン 振り返りレポート 伊藤健太郎

インターン体験記

初めまして。伊東健太郎です。先日DOU Creationsで半年間のオンラインインターンシップを終えました。今回のブログでは、オンラインインターンで学んだことについてまとめました。

痛感した、「知っていてもできない」という体験

オンラインインターンでは「知っていてもできない」という壁にたくさんぶち当たりました。その一つが「論理的に説明すること」です。私は大学生活を通じて、資格試験の勉強や読書を通して、ビジネスの理論や考え方を学んできました。やはりその根底にあるのは「論理的、批判的に考えること」であったと思っています。実際大学では周りの人には「問題解決思考が上手だね」と言われていました。自信満々?でインターンに参加しましたが、実際にコンサルティング企業で働いている方の説明能力や理解力には遠く及びませんでした。インターンではアイデアを出す際や調査の際に論理的に説明することが高いレベルで求められました。説明に慣れていないことに加えて、自分の中できちんと整理できていないまま報告してしまうこともよくありました。大学では、ただの思い付きを理由をつけて話すだけでそれなりに評価されたのですが、ビジネスでは単なる思い付きを発言するだけでなく、考えを整理してから話すことが求められました。「考えを整理して話す」ためには自分の中に深い理解が確立されていないとできません。深い理解をする習慣は、一朝一夕ではできません。それでも、考えを整理するためにマインドマップや文章の形で自分の考えを整理することを習慣にし、少しずつ説明能力が上がっていったと感じています。

今までとは別の世界に触れ、高い視座を持つことができた

また、インターンで良かったことの1つに今までに自分が住んでいた世界とは別の世界に触れることができたことがあります。シンガポールに住む経営者の吉地さんは今までに出会った誰よりも広い世界を知っていて、考えが深いと感じました。吉地さんの話を聞くことで、私自身も以前より広い視野で、深く考えるクセがついたと感じています。また、他のインターン生も様々なバックグラウンドがあり、それぞれがDOUでのインターン以外にも精力的に活動しているため、毎週定例会議で行う近況報告の時間が楽しみでした。他のインターン生には、海外留学を考えている方、起業している方、日本中を旅しながらリモートで働いている方など様々おり、話を聞くにつれて自分のキャリアや働き方についてより自由に考えられるようになりました。

今まで私は生まれてからずっと地方で生活してきましたが、シンガポールという先進都市にある企業、そして集まったインターン生と関われたことでこれまでよりも高い視座を持つことができるようになりました。

インターンで獲得した、学ぶ力

DOU Creationsのインターンは、1から仕事を教えるという形ではなく、Googleや書籍を活用し、自分で学んでいくことが求められました。例えば、「SEO対策をお願いします」と言われた際に、どのような方法で行うかは完全にインターン生の裁量でした。そのため、Googleや書籍を活用し、それでも分からなければ外部の人の力も借りて仕事をこなしていきました。吉地さんは、自分でやった方が明らかに早い作業でもインターン生に任せて下さったため、幅広い業務を経験することができました。これらの経験を通して、「どんなことでも自分で学んでいく力」が身についたと思います。独学だと非効率かというとそうでもありません。基礎的なことであれば、アウトプットを意識して学ぶことができるため効率的であったと思います。

これまで、大学までの教育では、「決められた範囲の問題を学んでいく力」を鍛えてきました。しかし実社会で結果を出していくには、決められた範囲を解決する力だけでは不十分で、自分から「学ぶ範囲を自分で決め、スピーディーに学ぶ力」が求められるのかなと感じました。

インターンでは、「学ぶ範囲を自分で決め、スピーディーに学ぶ力」を鍛えることができました。この力は今後の人生の基礎となる、とても役に立つスキルだと感じています。

今後

インターンを通して、たくさんの新しい世界や、考え方を知ることができました。こんな私が、吉地さん、他のインターン生と共に仕事ができたことはかけがえのない経験でした。学べたことを表すには1記事では足りません。

私の今後の大学生活での目標は、仕事や文化に関して「幅を知ること」です。留学によって日本とは全く違う文化を知ることや、様々なコミュニティで働くことや起業を経験し、新しい自分を発見していく活動をしていこうと思っています。このように幅を知ることで1つの常識にとらわれず、自由な考えで生きることができる人になりたいと考えています。

吉地さん、インターン生の皆さん。半年という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。

Kentaro Ito

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